137人が本棚に入れています
本棚に追加
翌日
某マンション
相模の部屋
大村「で…スナイパーとして適しているかとうか確かめたいというのは…」
相模「その前に…俺は…一時期エスにいたぜ…」
大村「えっ!?マジですか!?」
相模「その時期は短かったからあまり訓練はしてないな…」
大村「えっ…何でエスからトツイチに?」
相模「エスにいた頃やけど…犯人の武器を無効化する狙撃訓練あるだろ?」
大村「ええ…確か…犯人が所持している拳銃を標的に狙撃…でしたよね?」
相模「俺な…武器じゃなく犯人の頭を当てまくったからな……それで制圧専門のトツイチに替わったかな…」
大村(よくクビにならなかったな…【汗)
相模「まぁ…とりあえず、そこに射撃態勢をとれ」
相模が指指した先にはシートとバイポッド付きライフルが置かれていた…
相模「そやな…最初は6時間位維持してみな…標的は…あの公園のポイ捨てされた一個の空き缶にしな…」
大村「その前に…そのライフル…まさかとは思いますけど…本物…?」
相模「本物ですけど何か?」
大村「ちょっw違法w」
相模「大丈夫…黙っとけばいいんや…それに…弾は当然装填してないからただ射撃態勢を維持するだけだ…」
大村(無茶苦茶だ…この先輩……つかどこからこんな銃を…はっ!まさか!他にも!?)
相模「ああ…これはSAT武器庫からパクって来たやつやから…」
大村(別の意味で本物の………プロだ…)
相模「エスがよく装備している【豊和製対人狙撃銃】なら練習にはなるしな…さて…今から6時間位は射撃態勢維持しな……俺は寝る…」
大村「えっ?寝てたら本当に維持しているかどうk……」
相模「シートから離れたりしたら作動するセンサーを設置したから安心しな。さて、さっさとやれ」
某事務所
「親分!大変です!前日密輸で仕入れたライフル銃と拳銃が各一丁消えました!」
親分「何だと!?まずいな…どこかのバカが事件を起こしたら…まずい…」
別某事務所
ある男が"真っ白い粉"をあぶって吸引しながらロシア製のライフル銃を眺めていた…
「くへへへ…これが…あれば…俺は神になるぜ…フヘヘハハハ!!」
最初のコメントを投稿しよう!