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突然体がズンと重くなる。特にお腹の当たりが重い。
とりあえず目を覚ますのだが…………
「……先生、いったい何をしているんだ。くそ重い」
「あら、女性に向かって重いなんて失礼ね。それよりどう?」
「何がだよ。重いからさっさと退いてくれ。」
「ふぅーん。大抵の男の子はこういう事すると喜ぶと思うんだけど」
「俺は先生の体に微塵も興味がありませんから、だから退いてください」
今、先生は何故か俺の上に寝そべっている。
その豊満な胸をこれでもかと押し付けてくる。
大抵の男子ならこの状況に興奮してあんな事やこんな事を考えるだろう。
だがな、俺ははっきり言って女性に興味を持たない。持てないんだ。
だからこの状況は俺にとってはただのだるいことするバカな奴としか思えない。
にしても、本当に無駄にでかい胸だな。肩はこらないのか?
「あら、酷いこと言うわね。でも……鼻血が出てるわよ」
当たり前だ。この鼻血は学校が終わるまで止まるわけがない。
後ニヤニヤしてこっちを見んな。
「それはさっき説明しただろうに。後、熱があって頭痛いからすぐに離れてくれ。保健の先生だろうに」
「もう、ケチね。はい、解熱剤に水ね」
「あんがと。…………じゃあお休み」
再び深い眠りにつくことにする。
次に目覚めたのはちょうど放課後になった頃だ。
先生に妨げられた回数は4、5回。
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