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アパート一人暮らしの俺はいくら時間を掛けようと関係ないので寄り道をしながらゆっくりかえる。
アパートについて、自分の部屋のドアを開けて中に入る。
特に飾り付けやら、派手は家具は置いてなく極普通の部屋に俺は住んでいる。
時刻は七時を過ぎていたのでそのまま料理に精を出すことにする。
今日は鮭をつかったスープを開発する予定だった。
ピンポーン!
材料をほじくっている最中にチャイムが鳴った。
はっきり言ってさっきまで張り切っていたのに今ではチャイムのせいでテンションがものすごく下がった。
だるいと思いながら玄関に向かう。
「セールスならお断りして……………」
バタンッ!
一度開けた扉をものすごい速さで閉めるのは失礼だとわかっているのだがな………
だがな、人間認識が出来ないことがあると一端もとの自分に戻って現実を見直すんだ。
だってさ、目の前に黒服にグラサンをかけた男二人組が玄関に立ってるんだよ!
現実直視できる訳ないだろうに!
しばらくして、覗き穴から覗いて見ると仏頂面でいまだに玄関の前に立っていて…………めっちゃ怖い!
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