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―一階―
百｢あっ悠にぃ遅い!｣
悠父｢…大丈夫だったかい？｣
この髪を後に束ねて、身長は恐らく１９０はある人は俺の父、一之瀬拓哉
息子の俺が言うのもアレだけど優しそうな口調だけど体格が凄くてギャップが恐いんだよな
悠｢おはよう父さん｣
悠母｢全く悠はしょうがない子ねぇ｣
…さっき俺を半殺しにしたのは俺の母、一之瀬香織
何時もニコニコして何を考えてるのかは全く分からないから気持ち悪｢失礼ね｣
なん…だと…奴は読心術まで使えるのか?!
香｢女は皆使えるわよ｣
悠｢そうなのか百合花？｣
百｢…禁則事項だよっ!｣
悠｢どっかの未来人には似ていないたい痛い痛い!｣
百合花よ!俺の指の関節はそんなとこまで曲がらないぞ!
香｢ほら、遊んでないで早く挨拶に行きなさいな｣
百｢はぁーい｣
悠｢はいはい…｣
しょうがない行ってくるか…
道覚えてるかな？確か鐘鳴市は小３の時に引っ越したからなぁ
百｢悠にぃ早くー!｣
全く元気な妹だな～先に行って迷子になっても俺は知らないからな？
…あれ？俺たち最初どこに行くんだ？
このまま行ったら二人とも迷子になるんじゃね？
まぁいっか
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