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小学生二年の時 埼玉に越してくる…
父親は 建築の設計士免許が有った為 自宅にて 事務所を開いた…
生活も安定して やっとまともな生活が出来た。
もちろん この頃まで 俺の写真等は残ってはいない…
カメラなんて買うお金が無かったからだ…
北海道の田舎町とは違って ズボンの継ぎ足しをした服を着て学校になんか行けない…
兄貴が残してくれていたお金を母親が知り 初めて新品の洋服を買ってもらった
とても不思議な着心地… 新しい服の香りがした…
今まで全て兄貴のお古と 同じ歳の親戚のお古だったから…
とても気持ち良くて 学校に行くのが楽しみで寝れなかったのを今でも覚えてる…
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