迫る魔の手

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作者が三階から落とされてから、二週間が経過した。 作者を含めた六人は、樹海の前にいた。 端「着いたわね。」 赤「ここまでの経緯省略しすぎだろ!!」 五月蝿い。こっちにも都合があるんだ。学校生活なんか載せても、読者の皆様がつまらないだろうが!! 赤「開き直りか!!そして長いわ!!」 牧「…ちょっと。」 …?何だ? 牧「…あの人、自殺志願者みたい。」 確かに、それらしいな。 その男は、樹海に行くのに、軽装で、目が虚ろで、何かを呟いてる男だった。 赤「自殺しようとしてるなら、止めなくちゃ。」 浅「俺に任せろ。」 浅田は男に近付き、声を掛けた。 浅「オイ、あんた自殺しようとしてる?」 唐突過ぎるだろ!!そんなので答える訳が… 男「…そうだが。」 答えちゃったよ!! 浅「自殺なんか良くねえぞ。」 男「あんたに何がわかるんだよ。会社は倒産、借金は一億円以上、妻には逃げられ何があるって言うんだ?」 浅「…………(汗)」 …嫌。目でどうすると言われても。 男「もうほっといてくれ。」 プルルルルプルルルル ガチャ! 牧「もしもし、警察ですか?樹海のそばで借金苦で自殺なんかしようとしている大馬鹿野郎が居ます。ええそうです。樹海前です。では。」 全員「「「「「「へっ?」」」」」」 男「おっオイ!!あんた何してんだ!」 牧「何ってこっちが迅速に対応しようとしてんのに邪魔するからだろ。ボケナスが。」 浅「牧野だよな?口調が全然違うけど?」 牧「…何。」 今のはいったい何なんだ。
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