視線

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それは、樹海に入って100メートル程歩いた頃だった。 西「ねぇ。」 赤「どうした?」 西「さっきから誰かに見られてない?」 赤「そうか?こんな所に人なんか居ないだろ。」 牧「………。」 薄暗い木々の間から覗く女に牧野は気付いていた。 牧『…ここで話しても、混乱を招くだけか。それに、アレはこの世の者では無いだろう。』 浅「おい!アレなんだ?」 浅田の指の先には、人形が落ちていた。
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