2013年

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38) 「葬列」小川勝己 さえないヤクザと寂しい女達で現金強奪を計画する、超バイオレンスな話。 後半の戦争は迫力あり、ラストの展開は後ろから殴られたような衝撃で、最後まで気が抜けなかった。 39) 「サヨナラ渓谷」吉田修一 団地地区に住む、息子殺しの容疑を掛けられてマスコミに騒がれている女…思わず鈴○被告を思い出してしまう。 そして隣人の夫婦も関わっていて、やがて過去の過ちも浮き出てきて…という話。 読みながら複雑になっていく枝に期待が膨らみすぎて、全てが伏線ではなかったことにいささかガッカリしちゃったかな。
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