2011年

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56)「クラインの壺」岡嶋二人 (新潮ミステリー倶楽部)☆☆☆ SF要素を含んだサスペンス。あっと驚くラストという噂で期待しながら読んだ。 読みやすくて展開も面白くて、ラストまで一気に進んだ。 ただ自分的にラストが「好きじゃない仕掛け」… うーん… 欲を言うなら、「もう1仕掛け欲しい!」 欲しがりですみません。 57)「そして扉が閉ざされた」 岡嶋二人(講談社)☆☆☆ ある場所に閉じこめられた男女4人、そこでもがきながら浮かび上がる3ヶ月前の友人の事故死の不審点… 張り詰めた空間でお互い推理し合って行き着いた真相。 面白くてすいすい読めた。 ただこの手のシチュエーションの作品では、恩田陸の文章の方が味があって好き。
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