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15)「とんび」重松清(角川文庫)
不器用で照れ屋で熱くて愚かな父と息子の話。
ありふれた日常が幸せと思えるエッセンスがたくさんちりばめられていて、何度も込み上げてくるものがあった。
「流星ワゴン」では、普段からちゃんと言葉で伝えることの大切さを知ったけど、
「とんび」では逆に、言葉だけが全てじゃなくその奥底に潜む人の温かさを知った。
読んだ後には少し日常の景色が変わって見えるような、そんな気持ちになれた。
「流星ワゴン」より好きかも☆☆☆☆☆
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