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26)「武士道シックスティーン」誉田哲也(文藝春秋)
武士道シリーズ第1弾。
マンガでしか読んでなかったけど、やはり小説は細部まで書いてあって色々発見を楽しめた。
頑なに生きてきた磯山香織が、正反対のタイプとの出会いを通して人間的成長を遂げる。
一生懸命に打ち込めるものを持っている人間は違う。
眩しく羨ましく思えてしまった☆☆☆☆
27)「光媒の花」道尾秀介(集英社)
登場人物が繋がっていく連作短編集。
光、虫、花などをモチーフに、前半は思い切りダークに、後半にはやや救いがあった。
顔をしかめるほど嫌な気分になったけど、不穏な予感を描かせると秀逸すぎて目をそらせない魅力がある☆☆☆
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