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39)「匣の中」乾くるみ
(講談社ノベルズ)
推理小説マニアのグループ内で起こる、連続密室殺人事件。
密室トリックやダイイングメッセージの推理合戦が行われる。
ここまで書くと、綾辻行人氏「十角館の殺人」に似た印象を持つかもしれないが
数学・心理学・物理学、はたまた陰陽五行説など恐ろしく難解で
さっぱり分からない。
飛ばしながらも最後まで何とか読んで真相を知りたかったけど、結局は「なんじゃそりゃ!」ってガッカリ。
三大奇書?の一つ「匣の中の失楽」のオマージュだとか…こういう小説の中で現実と想像の世界がまぜこぜになるのはリアリストの私には無理☆
40)「ST警視庁科学特捜班 毒物殺人」
今野敏(講談社ノベルズ)
科学捜査のスペシャリスト軍団、STシリーズ第2弾
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