2012年

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41)「黒いモスクワ ST警視庁科学特捜班」 今野敏(講談社文庫) STシリーズ第3弾。 ロシアの刑事と共同捜査をする中で、個性豊かなSTメンバー達の一見無関心ながらも実はあるチームワークがいい。 前作まで頼りなかった百合根警部に少し成長が見えてきたり、菊川刑事も叩き上げ臭ぷんぷんで好ましい。 菊川刑事と翠のフライトシーンはちょっとどきどきした。 今野氏が空手の塾を作ってるだけあって、武術の達人・黒崎さんの強さ話も臨場感があって楽しめた☆☆☆ 42)「ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル」 今野敏(講談社文庫) STの色シリーズ第2弾。 大学病院の医療過誤事件の捜査で、赤城さんの過去が明らかになります。 何故人望を集めるのに一匹狼に拘るのかも。 そして菊川刑事が百合根警部をたてるようになってきた。 誰かの影響で少しずつ人が変わっていく姿っていいな。 じんわりするいいラストだった。 事件だけじゃない、時折のほっこりポイントもこのシリーズの魅力の一つ☆☆☆☆
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