2012年

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54)「彼女は存在しない」浦賀和宏(幻冬舎) どんでん返しと極悪が好きな方はぜひ、と聞いたので読んだ。 登場人物は少なく、皆ふわふわした人達で何だか現実離れした世界…たるいほどにソフトだったのが後半いきなりのハードパンチ。 だいぶ私もグロに耐性が付いてきた(笑) 何だか整合性があるのか無いのか曖昧なまま読み終えたけど、ラストはしっかり騙されたので満足☆☆☆ 55)「魔笛」野沢尚(講談社文庫) 紛れもない傑作。 いきなり都会のど真ん中での爆破テロから衝撃を受け、犯人目線で最後まで追っ手と戦う、そのすさまじさ。 ラストまで退屈する暇もなく、ていうか長距離を全力疾走した気分。 疲れたけど大満足☆☆☆☆
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