2013年

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12)「本所深川ふしぎ草紙」宮部みゆき 人情味溢れる時代物ミステリー。 岡っ引きの「回向院の茂七」親分を中心に起こる事件の短編集。 一つ一つの話が終わった時、蝋燭の炎を吹き消した後の匂いとほのかな温もり…そんな余韻を残してくれる。 親分の魅力を堪能するにはまだ物足りなさがありますが、この作品があってのぼんくらシリーズなんだな、と。 ぼんくらシリーズも三島屋シリーズも何度も読みたくなるし、宮部みゆきの時代物は宝物になる。
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