第二章 旅立ち

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「あぁ桃た・・・・じゃなくて桃華が鬼退治にいくてゆうとるんじゃ ばあさんや桃華を止めてくれ」 「なら行きんしゃい」 「ホントかばあさん!?」 「ばあさんや!!もう帰ってこないかもしれんのじゃぞ」 「いやでも男じゃし、それにおじいさんに同意したくないしのぉ」 ひどいなぁばあさんは でもいけるならいいや 「ありがとうばあさん 早速明日の朝にでも出発するよ」    * そして次の日の朝 桃太郎は出発しようと玄関にいた 「桃太郎や、コレを・・・・・・持っていきんしゃい」 そういって包みに入った箱を桃華に渡した ちなみにおばあさんは桃華を桃太郎と呼ぶ 「ばあさん コレは?」 まさか きび団子・・・・・・なのか ばあさん・・・・・・・GOOD JOB 「これかぇ?まああけてからのお楽しみじゃ。ただ・・・・・」 「ただ?」 「重大なときにあけんしゃい じゃないと・・・・・・・・・ふひっ」 「はい」 怖いなばあさん だから逆らえないんだよな まぁいいや 「行ってくるよ」 「気をつけてな」 「あぁ」 そういって桃華はドアを開け鬼退治への道のりに一歩踏み出すのであった 「おじいさんにちょっとは気にかけてよ」 むなしく声は部屋に響くのであった
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