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にかって笑う鉄ちゃんの前をパパが招き猫に近寄って行ったね。
「僕はもう鉄ちゃんが見えないし、話す声も出来ないけど…」
『…』
招き猫を見詰めてパパが言ったよ、鉄ちゃんはパパと背中合わせに浮かんでるね。
「これからも家族共々、よろしくお願いします!」
『…』
招き猫にパパがペコリとおじぎしたよ、鉄ちゃんは背中合わせでニッコリだね。
『ああ!』
[パチン]
にかって鉄ちゃん笑ったよ。
「!」
[良かったねパパ😌]
おじぎしたままパパ涙ぐんで笑ってる。
[朝だね鉄ちゃん😃]
ユキちゃん家の屋根の上で鉄ちゃんが腕組みで胡座をかいて日の出を見てるよ、羊蹄山の脇から朝日が上がってキレイ。
[コロロ😵]
『!』
鉄ちゃんの隣にコロロが現れたね。
『昨日は雪が世話になったな!』
にかって笑って鉄ちゃんがコロロに言ったよ。
『雪は友達だから当然の事だ…』
『そうか、友達か!』
無表情でコロロが答えたから鉄ちゃんまたにかっと笑ったね。
[あら、キロロも😃]
『!』
コロロの反対側にキロロも現れたね。
『なら俺達も友達どうし仲良くやろうや!』
『…』
『お前、調子の良い座敷童だな…』
笑って鉄ちゃんが言ったよ、コロロとキロロは💧だね。
『にひひ、なんもだ!』
[なんもだね😁]
朝日に照らされた羊蹄山がキレイだね。
「ブヒブヒコブタ、ブヒブヒコブタ、ブヒブヒなくさ、ブヒっとなくさ♪」
元気良く歌いながらユキちゃんとハナちゃんが手をつないで道道の歩道を歩いてくよ。
[ユキちゃ~ん😃]
「なにさ?」
ユキちゃんナレーターのお姉さんに答えたね。
[今日も羊蹄山がキレイだね😌]
「いつもさ!」
[またね😃]
「またさ!」
「ブヒブヒコブタ、ブヒブヒコブタ、ブヒブヒなくさ、ブヒっとなくさ♪」
元気良く歌いながら道道の歩道を手をつないで歩いているユキちゃんとハナちゃんの向こうに羊蹄山が大きく見てキレイだね。
おわり
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