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「あれは他の生き物の命をいただきます、ごちそうさまって感謝する言葉なんだ!」
拓兄も真剣に教えてくれたね。
「かんしゃかい…!」
「そうだ、感謝だ!」
ユキちゃん拓兄を見詰めて言ったよ。
「たがら好き嫌い言ったり食べ物を残したりしたら絶対ダメだ、他の生き物の命を粗末にする事だからな!」
「ふむ!」
拓兄の話は難しいけどユキちゃん何となく分かったみたいだね。
「ブヒ、ブヒ!」
「わかったさ!」
子豚を抱いてユキちゃんニッコリ言ったよ。
「よし!」
拓兄もニッコリ笑ったね。
「子豚をママに返してやるか!」
「ださ!」
拓兄に子豚を渡してユキちゃんニッコリだね。
「ブヒ、ブヒ!」
拓兄の腕に抱かれて子豚がブヒブヒ鳴いてる。
「次は少し大きくなった子豚達だ!」
「わあ!」
拓兄が小型犬くらいの子豚達のいる部屋にユキちゃんを案内してくれたよ。
[いっぱいいるね😃]
「ママがいないさ!」
「乳離れしたからな!」
前の部屋と違って母豚がどのケージにもいない事に気づいてユキちゃんが拓兄に聞いたよ。
「ふ~ん!」
ユキちゃんケージの中を覗いたね。
「中入るか?」
「入るさ!」
拓兄が聞いたよ、ユキちゃんニッコリ答えたね。
「んしょ、んしょ!」
「ブヒ、ピー、ピー、ブヒ!」
ケージを乗り越えてユキちゃんが中に入ったら子豚がみんな反対側に逃げちゃった。
「ふにゅ、みんなにげたさ!」
「はっはっは、子豚は人見知りするからな!」
ぷひっとユキちゃんが言ったら拓兄が笑ったよ。
「はずかしがりやさんかい?」
「ああ、恥ずかしがり屋だ!」
子豚がみんなぷりぷりのお尻向けてるね。
「タクにい!」
「んっ!」
子豚を見たままユキちゃんが拓兄を呼んだよ。
「ユキがともだちになってあげるさ!」
ユキちゃんがニッコリ言ったから。
「そうか!」
拓兄もニッコリ微笑んだよ。
「むひ!」
「ブヒ…」
ユキちゃん本気だね、それを感じて子豚達は💧だね。
「はじめましてさ、ユキさ!」
ユキちゃんが子豚達に近づいてくよ。
「ブヒ?」
子豚達は💧だね。
「ともだちになるさ!」
「ブヒ?」
[目が怖いよユキちゃん😆]
目を輝かせて近づいて来るユキちゃんに子豚達も💧だね。
「ブヒッ!?」
「あっ!?」
また子豚達が反対側に逃げたよ。
「ブヒ、ピー、ピー、ピー!」
「ふにゅ!」
ユキちゃん子豚達に逃げられて💧だね。
「ブヒ、ブヒ!」
「にゅ!」
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