北海道のユキちゃん

ユキちゃんと子豚

［拓兄の家だね😃］
「ださ！」
ユキちゃんが拓兄の家の前を豚舎に向かって歩いてくよ。
「ユキちゃん！」
「リエねえちゃん！」
居間の窓を開けて理恵姉ちゃんがユキちゃんを呼んだから、ユキちゃん理恵姉ちゃんに駆け寄ったよ。
「なしたの、また子豚かい？」
理恵姉ちゃんがニッコリ尋ねたけど少し💧だね。
「ださ、リエねえちゃんのかわりにユキがおてつだいするさ！」
ユキちゃんニッコリだね。
「えっ？」
「ふひ！」
理恵姉ちゃん少し驚いてるね。
「リエねえちゃんはアカチャンとゆっくりしててさ！」
「えっ、ユキちゃん？」
ユキちゃん豚舎に向かって歩き出しちゃった、理恵姉ちゃんは💧だね。
「ブヒブヒコブタ、ブヒブヒコブタ、プリプリおしり、プリっとおしり♪」
ユキちゃん豚舎に向かって歩いてくよ。
「拓ちゃん、ユキちゃんが私の代わりに手伝うってそっち行った！」
［そうか、分かった！］
理恵姉ちゃん少し💧って携帯で拓兄にユキちゃんの事知らせたね。
「タクにい！」
「おう、雪！」
ユキちゃんが事務所の出入口に出て来た拓兄に駆け寄ったよ。
「てつだいにきたさ！」
ユキちゃんニッコリだね。
「そ、そうか…！」
拓兄は苦笑いで💧だね。
「したら今日雪には子豚の餌やりを手伝ってもらうか！」
「ほい！」
ツナギを着て衛生帽とマスクを着けた拓兄とユキちゃんが豚舎の廊下を歩いてる、拓兄は台車に餌の入った桶とスコップの入った小さなバケツを載せて押してるよ。
［子豚いっぱいいるね😁］
乳離れした子豚のいる分娩室で拓兄がユキちゃんにお仕事教えてくれてるね。
「いいか、このバケツに上まで餌を入れて！」
「ふむ！」
拓兄がユキちゃんの前で桶に入ってる餌をスコップでバケツに入れて見せたよ。
「ブヒ、ブヒ、ブヒ！」
「一杯ずつこの餌箱に入れて行くんだ！」
「ふむ！」
子豚達のいるケージ内に付けられた餌箱に拓兄がバケツに入れた餌を入れて見せたよ、ユキちゃんも真剣に教わってるね。
「いいか雪、ゆっくりで良いからこぼさない様に入れてくんだ！」
「わかったさ！」
拓兄がニッコリ言ったから、ユキちゃんもニッコリ答えたよ。
「この部屋が終わったら隣の４と５にも頼むな😃」
「わかったさ！」
拓兄からバケツを受け取ってユキちゃんニッコリだね。
「何かあったらあんちゃんは７で部屋洗ってるから来い！」
「ほい、わかったさ！」
廊下に出てく拓兄をユキちゃん見送ったよ。