ユキちゃんと子豚

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「小学五年生くらいになってアルバイトしたくなったらまた兄ちゃんとこ来い、そん時はちゃんと雇ってやる!」 拓兄と理恵姉ちゃんが微笑んだよ。 「ふにゅ…」 「うっ…」 ユキちゃんとハナちゃんがぷひっと見据えてるね。 「わかったさ…」 「うん…」 「そうか!」 ユキちゃんとハナちゃんが呟いたよ、拓兄と理恵姉ちゃんニッコリだね。 「子豚は見せてやるからいつでも来い!」 拓兄がニッコリ言ったから。 「ほんとかい?」 「わあ!」 ユキちゃんとハナちゃん嬉しそう。 「ああ!」 「ふふ!」 「やったさ!」 「うん!」 拓兄と理恵姉ちゃんもニッコリだね、ユキちゃんとハナちゃん大喜びだよ。 「ふひ!」 「ふふ!」 [良かったね😃] ユキちゃんとハナちゃんニッコリだね。 「ブヒブヒコブタ、ブヒブヒコブタ、ブヒブヒなくさ、ブヒっとなくさ♪」 歌いながらユキちゃんとハナちゃんが手を繋いで道道の歩道を帰ってくよ、まだ雪の残る羊蹄山が大きく見えてるね。 [春だね😃] 羊蹄山の雪は山頂付近だけに残ってるけど路肩や畑の雪は解けてなくなってるよ、草木や作物の苗の緑が茂り始めてるね。 [ユキちゃんどこ行くさ😃] 「タクにいのとこさ!」 テテテテっと小走りで道道の歩道をユキちゃんとハナちゃんが拓兄の家に向かってるよ。 [拓兄の豚舎だね😃] 「良く来たな雪、花!」 「きたさ!」 「タクにいちゃん!」 事務所前でお出迎えしてる拓兄にユキちゃんとハナちゃんが駆け寄ってくね。 「子豚見に来たのか?」 拓兄がニッコリ尋ねたよ。 「ちがうさ!」 「ふふ!」 「そ、そうか!」 ニッコリ答えるユキちゃんとハナちゃんに拓兄少し寂し気に💧だね。 「いまユキとハナちゃんでヒマワリそだててるさ!」 「ふふ!」 ユキちゃんがニッコリ言ったよ、ハナちゃんもニッコリだね。 「ヒマワリか!」 「ださ!」 「うん!」 微笑む拓兄にユキちゃんとハナちゃんが答えたよ。 「ナエできたらタクにいにもあげるさ!」 「ふふ!」 ユキちゃんとハナちゃんニッコリだね。 「そうか、楽しみだ!」 拓兄嬉しそう。 「むひ!」 「ふふ!」 ユキちゃんとハナちゃんもニッコリだね。 「したらまたさタクにい!」 「またねタクにいちゃん!」 「おう、またな!」 ユキちゃんとハナちゃんがバイバイして帰ってくのを拓兄が見送ってるよ。 「ブヒブヒコブタ、ブヒブヒコブタ、ブヒブヒなくさ、ブヒっとなくさ♪」
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