北海道のユキちゃん

「こんにちはさ、どこからきたさ？」
『私はコロロ、いつもこの森にいる…』
［えっ、テレパシー😵］
ユキちゃんがコロロに聞いたらコロロの声がユキちゃんとハナちゃんの頭の中に聞こえて来てビックリ｡
『奈々の娘、お前も良くこの森に来ているな…』
「ナナってママかい？」
『ああ…』
子ギツネを連れてコロロが歩き出したからユキちゃんとハナちゃんも一緒に歩き出したね。
「トモダチかい？」
『友達だ、奈々が子供の頃良く会った…』
コロロはユキちゃんのママの友達だったみたいだね、木漏れ日の差し込む林道を子ギツネとユキちゃん達が歩いてくよ。
［わ～、子ギツネいっぱいいる😁］
「❤」
ユキちゃんとハナちゃんが出会った子ギツネが巣の前でお母さんキツネに甘えてるね、周りで他の子ギツネ達も遊んでる。
「コギツネまいごだったんだね！」
『ああ…』
「ママにあえてよかったさ！」
ママに甘える子ギツネを見てハナちゃんとユキちゃんニッコリだね。
『気を付けて帰れ…』
「わかったさ！」
「うん！」
林道に戻ってコロロがユキちゃんとハナちゃんを見送ってる。
「コロロまたさ！」
「コロロまたね！」
ユキちゃんとハナちゃんがバイバイして帰ってくよ。
『ああ、またな…』
帰ってくユキちゃんとハナちゃんをコロロが見送ってる。
『奈々の娘か…』
『ああ…』
［あれ、増えてる😵］
コロロの隣にアイヌの民族衣装を着て髪を結った男の子、キロロが出たよ。
［ユキちゃん増えてるよ😵］
手をつないでユキちゃんとハナちゃん帰ってくね。
「あるくさ～、あるくさ～、てくてくてくてく～♪」
歌いながら手をつないでユキちゃんとハナちゃんが森から出て来たよ。
［あっ、ユキちゃんのママ😃］
「雪～、花ちゃ～ん！」
「ママ！」
「ナナさん！」
ママがユキちゃん家のデッキからユキちゃんとハナちゃんに声をかけたね。
「ハナちゃんママ帰ってるから送ってくよ！」
デッキ下を見てママがニッコリ言ったよ。
「うん！」
「ユキもいくさ！」
デッキを見上げてハナちゃんとユキちゃんもニッコリだね。
「んっ、なしたの？」
玄関下に降りて来たママにユキちゃんとハナちゃんが抱きついたよ。
「むひ！」
［むひ😁］
ママに抱きついたまま顔を上げてユキちゃんとハナちゃんがむひって笑ったね。
「んっ？」
ママも何って笑ったよ。