死=気配

6/6
前へ
/35ページ
次へ
ライア「珍しいじゃん図書館にくるなんて」 アリシア「お嬢様がお出かけになられて暇でしたから」 ライア「そう……」 紅茶を啜りながらうつむくライア アリシア「どうかしました」 ライア「いや、何でもない…とりあえずゆっくりしてクロイツ呼ぶから」 アリシア「そんな!すぐ仕事に戻りますよ」 そう言ってアリシアは図書館を後にした ライア「……クロイツ!」         ・・・ ライアは自分以外だれもいない図書館で呟く クロイツ「お呼びですか」 するとライアの背後には執事服に身を包んだ男が 彼はクロイツ、ライアに使える吸血鬼の執事である ライア「ルナにパーティーの準備をするようにお願い、クロイツも手伝いに回って」 クロイツ「御意」 返事をしたクロイツは瞬く間に図書館から消えた ライア「ミーシャ……また何かやらかす気ね……」
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加