死=プロローグ

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朝日が小さな窓から零れ始める頃 僕は目を覚ました 朝4:00 時計はそう指していた 夏のじめじめした感じはなく、小鳥のさえずりが聴こえる ?「あと半日……」 そう呟くとドアから声が聞こえた 監視員「囚人No.382番時間だ」 監視員が鍵を開け扉を開く 僕「……執行は12:00じゃないんですか?」 監視員「少し早まった……すまんな少年」 監視員さんは帽子を深く被り下を向いた 僕「いえ……そんな表情されたら死ににくいじゃないですか」 監視員「すまない……それじゃあいくぞ」 手には手錠、腰には縄がつけられさらに目隠し この状態で護送される 監視員がトランシーバーを通じて他の人と話している……気がする そして不意にカクンと腰に力が入る 僕は反射的に足をだして歩き始めた
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