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扉のなか
扉の威圧感とは逆に薄暗くじめじめして気味が悪い
真(なんなんだろ……確か衣装部屋に)
??｢来ていますわ｣
先ほどの少女は部屋の真ん中にある燭台に火を灯す
確かに周りには綺麗に整理された衣装がある
真｢あ、ごめんなさい……｣
??｢どこに行くか怖かった……ですか、意外と小心者なのですね｣
クスクスと笑う少女
何故か可笑しげに笑うのに不思議な感じがする
真(心が読まれてる気がする)
??｢読んでますもの……少しこちらで待ってもらえます｣
銀髪の少女はそう言ってソファーの場所を手で示す
真｢何か手伝えることは……｣
??｢新しい家族の方に働かせる訳には生きませんわ｣
少女はサッと消えるかのようにどこかにいってしまった
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