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煌めく夜空の下で三人は空を見上げた。
「圭ちゃん、大ちゃん、卒業おめでとう!」
本「ありがとな。」
松「おぅ。」
星に照らされた二人の横顔が希望に満ちあふれてて寂しいよなんて言えなかった。 「…また会えるよね?」
笑顔でうなずく二人に私は手の届かない所に二人がいるみたいだった。
この時私は純粋に二人のことが大好きだった。だから私の将来の夢が二人と結婚することだなんて馬鹿げた夢…大ちゃんと圭ちゃんに話したら無理だって圭ちゃんは笑ってた、大ちゃんは確か大丈夫だイケるって言ってくれてたんだっけ。でも6年も経って、もう忘れちゃったよね。 みんな日本代表ってスターになって本当に届かない所にいっちゃった。
もう会えない気がしてたよ。
…今日までは。
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