-終幕と言う-

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目覚ましの音で 目を覚ました私は いつもより重たい体を持ち上げ 洗面所へと向かう。 蛇口をひねり 冷たい水で手を濡らし 額に手をつける。 額は何時もより熱くて 濡れた顔と手をタオルで拭き リビングに向かった。 テーブルの上に置いてある 救急箱から 体温計を取り出すと シャツの隙間に入れ 脇の間に挟む。 何分かたって、 ピピっと言う機械音がなり ゆっくりと脇から取り出し 何度かを見る。 体温は38.3で あぁ、熱がありますね。 と考えながら 体温計を持って寝室に戻った。 .
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