-終幕と言う-

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ベッドに寝転び 樹に今日休む事をメールして 額に腕を乗せながら 私はもう一度眠りについた。 真っ暗な世界に"私"は 一人立ち尽くす。 この暗闇に戸惑うこともなく まるでこの暗闇が 当たり前だと言うように "私"は小さく笑みを見せた。 そして口を開く ―全てが終わる日が来た。 すると場面は変わり 煌びやかな一室の部屋に 私と貴方が居た。 貴方は言う。 何のようだと 私は言う。 伝えたい事があるのと ―短い間だったけど ―貴方の側に入れて ―本当に幸せだった ―ありがとう。 ―さよなら、――――――…。 .
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