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ガバッ
「っはぁ、はぁ…っ」
何て夢を見てるんですかっ
まるで今の
私達の様じゃないですか!
額の汗を拭い
べっとりとした
衣服を着替えるために
私はベッドから降りる。
服を脱ぎ捨て
濡れたタオルで拭いてから
新しい服に身を包んだ。
「はぁ、やっぱりもう
潮時なんでしょうか。」
変な夢を見るぐらいですし…
「そろそろ…限界ですよね」
枕元に置いてある
携帯を手に取ると
アドレス帳を開いた。
カチカチっカチカチ
カチカチカチ――…
「よし、これで良いですね。」
パタンと携帯を閉じて
私はベッドに体を沈めた。
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