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はぁ。
楽しみにしてたんですが…
溜め息を一つ漏らし
暗い顔のまま駅に向かう。
学校から五分もせずに
駅についた私は
本屋に寄ってから
帰ろうと思い、
駅の近くの本屋に入った。
──────
──────…。
「ありがとうございました。」
長い事悩んで買った参考書を
店員から受け取り本屋を出る。
暗くなってきましたね…
と空を見上げながら
考えていると
聞き覚えのある声が聞こえた。
そちらの方へ目を向けると
そこには自分の親友の姿。
「あれは…、
樹じゃないですか。
たつ―――っ………え?」
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