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僕の名前は、 新家 紅葉(しんや くれは)。
僕には少し普通の人と違うところがある。
それは僕の左の瞳(め)は特殊だった。瞳の中に何か模様が刻まれているみたい。
この瞳のおかげで僕は幼い頃からいじめられていた。
この瞳は、なんでも生まれた時から刻まれていたと幼い頃に両親に聞いたことがあった。
詳しく両親に聞くにも僕が中学生の頃に両親が交通事故でなくなっちゃったから聞けない。
それ以来、僕は天涯孤立の生活を過ごしてきた。親戚からの援助も断り、ずっと、一人で暮らしてきた。
それから数年後、高校生となり
僕は今年で高校2年生になりました。
当初、高校に入った僕は、またこの瞳でいじめられるのではないかと思っていた。
でも、高校で初めて出会った人たちは、なぜか優しかった。
気軽に声をかけてくれる人、一緒に昼飯を食べてくれる人、共に笑う人。今まででは味わえなかった楽しさを今、感じた。
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