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「いただきまーす」
「……」
あ、危うくカウンセリングか脳の検査でもやらされるところだった…
話は変わるけどうちには親がいない、母さんは二年前癌で亡くなって父さんは俺が小さい頃に病気で亡くなったと聞いた
今は姉ちゃんと2人暮らしをしている
俺は夢が好きだと言ったけれど…これが理由なのかもしれない…
寂しさが紛れるから、現に俺は母さんが亡くなった時…いつも部屋にこもって眠っていた
夢ならまた母さんに会えるかも、目が覚めたら実は全て夢で…起きてリビングに向かったら母さんがいるのかも
そんな儚い夢を抱きながら俺は夢の中へと現実逃避をしていた
『人の夢』と書いて『儚い』…上手いこと考えるやつもいるもんだ
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