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僕達が帰り道を尋ねる為に立ち寄った屋台には、皹(ひび)割れてるお皿がが置いてあった。
その下には値札らしき物が貼付けてあり、書かれている文字は僕には読めなかった。
僕はありったけの勇気を振り絞って、店の奥に声をかけてみた。
『す、すみません』
『おぉ、早速客か?』
そう言って出て来たのは河童だった。
暗い緑色の躯、背中には大きな甲羅、目は白く濁って黒目はなく、頭には皿が乗っていた。
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