[正]

自分に正直でなきゃ｡人にも｡優しくなれない｡人に優しくなきゃ｡理性に曇りが入る｡理性が曇ると｡自分に正直になれない｡だから結局｡自分に正直であること｡これが正しい｡そして正直に｡言うならば｡君が｡好きだ｡めっちゃ好きや｡大好きや｡めちゃめちゃ抱きしめたい｡｡ ｡しかし｡天は｡それを可能ならしめない｡なぜならば｡僕と君とは｡理性と知性とたくさんの笑顔で｡つながっている｡それだけで。充分だから｡空が微笑む｡空気が優しく君を包む｡風が君のココロをソフトにする｡太陽が君に充電する｡そして僕は｡君を豊かにする一栄養をたくわえる植物｡なのだ｡君は僕の実をついばみ｡やがて｡飛び立っていく｡｡ ｡この僕自身の姿に僕は｡正直で｡ありたい｡月よ｡今日もあなたの眼下で｡僕はまどろむ｡あなたからの｡インテリジェンス･ビームを｡受けながら｡そう僕は｡月色に輝く碧い知性をさずかってここにつかわされた｡それで。いい｡それだけで｡僕の存在価値は必要にしてかつ｡充分｡だ｡この真実にも｡正直になるべし｡愛すべし｡月の光の恋物語｡それはガラス細工のごとく｡触れては壊れる｡だから｡触れては｡いけない｡ただ愛するのみ｡月の雫が｡夜の桜の｡ほのかな花弁の生命に｡接吻して｡花をさらに花にする｡がごとく｡。 ｡