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タイチ「さぁて、お目当ての人達はいるかなぁ」
太一は誰か?を探して教室を歩き回った。
…
……
………
…………
……………
………………
どういうことだ、何処にもいないじゃないか…
タイチ「ちぇ!!なんだよ、なんだよ。人がせっっっっかく、会いに来てやったのによぉぉおぉぉォォオォオ!!」
回りの視線に気づかず叫ぶ太一に誰も〝止める 〟という救いの手を差し伸べてはくれなかった。
逆に、周りからは好奇の視線を送られたり、陰口を叩かれたりしていた。
しかし発狂状態に近い太一にはそれを知る術はなかった。
ぶっちゃけ、太一ざまぁww
タイチ「ふぅ、まぁいないならしょうがねぇ。先に三組の〝一匹狼〟にでも挨拶でも行ってくっかなぁ?」
太一は二組を後にした。
……余談だがこの日以来太一は陰で「NM(ニキビモンスター)」と呼ばれていたり、いなかったり。
もう一度言う。
太一ざまぁww
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