第一章 ~終らない歌の始まり~

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タイチ「さぁて、お目当ての人達はいるかなぁ」 太一は誰か?を探して教室を歩き回った。 … …… ……… ………… …………… ……………… どういうことだ、何処にもいないじゃないか… タイチ「ちぇ!!なんだよ、なんだよ。人がせっっっっかく、会いに来てやったのによぉぉおぉぉォォオォオ!!」 回りの視線に気づかず叫ぶ太一に誰も〝止める 〟という救いの手を差し伸べてはくれなかった。 逆に、周りからは好奇の視線を送られたり、陰口を叩かれたりしていた。 しかし発狂状態に近い太一にはそれを知る術はなかった。 ぶっちゃけ、太一ざまぁww タイチ「ふぅ、まぁいないならしょうがねぇ。先に三組の〝一匹狼〟にでも挨拶でも行ってくっかなぁ?」 太一は二組を後にした。 ……余談だがこの日以来太一は陰で「NM(ニキビモンスター)」と呼ばれていたり、いなかったり。 もう一度言う。 太一ざまぁww
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