戦いの舞台へ

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俺は、支度を済ませ、家の戸締りをし、鍵をかけて、外に出た。 まだ・・・・・・だれもいないな。 そう思っていると、向こうから人影が見えた。 それは、千紗だった。 彼女は活発系が着るような服を身につけ、髪を結び、ポニーテールだった。 本名片霧 千紗(かたきり ちさ) 俺のことをタワーと呼ぶやつがいるので、それをとり、タッちゃんと呼んでくる。 俺はタッ○みたいな感じなので、正直、好きではないが、 千紗が変える気がないのでもうほっといている。 「ごめんごめん、遅れてきちゃった。」 「お前・・・・・・荷物は?」 見ると、千紗は荷物は小さい携帯バッグしかないように思えた。 「あ、ううんとね、携帯と財布と化粧品ぐらいしかない。」 ・・・・・・少なすぎだろ! まあ、千紗は観戦なんだから、 いつでも抜け出せるか。
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