17人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は、支度を済ませ、家の戸締りをし、鍵をかけて、外に出た。
まだ・・・・・・だれもいないな。
そう思っていると、向こうから人影が見えた。
それは、千紗だった。
彼女は活発系が着るような服を身につけ、髪を結び、ポニーテールだった。
本名片霧 千紗(かたきり ちさ)
俺のことをタワーと呼ぶやつがいるので、それをとり、タッちゃんと呼んでくる。
俺はタッ○みたいな感じなので、正直、好きではないが、
千紗が変える気がないのでもうほっといている。
「ごめんごめん、遅れてきちゃった。」
「お前・・・・・・荷物は?」
見ると、千紗は荷物は小さい携帯バッグしかないように思えた。
「あ、ううんとね、携帯と財布と化粧品ぐらいしかない。」
・・・・・・少なすぎだろ!
まあ、千紗は観戦なんだから、
いつでも抜け出せるか。
最初のコメントを投稿しよう!