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______車内
「軽自動車とは驚きだな。」
俺は会話が少ない、車内の沈黙を破りに行った。
「そうですか・・・・・・
高級車で来るとでも思ったんですか?」
「まあ、この手のやつはそんな感じがするからな。」
すると、男は、こちらを見て、ニコッとし、また、前を見て、話し始めた。
「われわれは、そんなことをしたくないのです。
まず一つ目・・・目立ちます。
高級車となれば、みなが注目の的。
厄介ごとになるのは面倒ですから。
二つ目は・・・金です。
わざわざ、高級車で迎えに来るなど、金の無駄です。
そう、考えたので、私の車で来ました。」
こいつら・・・・・・けちなんだな。
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