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俺達は、その部屋に入り込むと、そこは雰囲気的に選手の控え室な感じだ。
もちろん、そこには、俺以外にこのゲームに参加しようと思うであろう人たちが数人いた。
そのものたちは、皆、俺を睨んでいるように思えた。
まあ、なんせ、これから戦う相手なんだし。
しかし、その目は別の意味もあるように思えた。
この人たちは、俺のように無性にお金がほしくて来た人たちではない。
本当にお金がほしい人たちであるように思えた。
もう、そんな目をしている気がする。
そう、思っている俺に一人の男が近づいてきた。
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