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「やあ。」
その男は、俺に話しかけてきた。
男は二十歳ぐらいの服装は地味だけど、なんか、大人びた雰囲気を持っている人だった。
男というより、青年といった方がイメージを持ちやすいと思う。
「ど、どうも。」
俺は、少し緊張気味の声で話した。
「僕の名前は、望町 栄太(のぞまち えいた)
高校3年生だ。
よろしく。」
栄太さんは、そういうと、俺にニコッとしてきた。
「ど、どうも。
俺は柴崎 塔です。よろしくお願いします。」
なんというか、さわやかな青年だな。
「そっちの女の子も参加者?」
「い~え。私は参加者じゃないです!
観戦しにきたんです。
ちなみに、私の名前は千紗です。」
「へえ、観戦ね。」
千紗、なんで、そんなにハイテンションなの?
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