向こうから・・・

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部屋に戻っても、睡眠はしない。 ただ、自分がやるとき、最初に何をやるべきか考えていた。 会話・・・しぐさ・・・容姿 それでも、少しの情報で相手の誕生日を見極める方法は浮かんでくる。 そんなことを俺が考えていると、目の前に一人の女性が現れた。 女性は、大人びた、雰囲気を持ち、しかし、それを唖然とするもの。 ギャップが激しそうな女だった。 「初めまして。柴崎 塔君。」 女性は少し上目線で、挨拶をしてきた。 「だれですか?あんた。」 「初対面にあんたはないでしょ。 私は川村 琴美。 次の試合、終わったら戦うね。」 「だから?」 俺はあえて、興味のないそぶりをみせる。 「なにあんた?ふざけてんじゃないわよ。 若いくせにさあ、彼女なんかと一緒にいて、呑気でいいわね。」 「それで・・・何のようだ?」 「別にぃ。私と対戦するやつがどんなやつが知りたかっただけ。以上。」 俺は、この女は、プライドが高い女と思うのは皆さん同意だろう。 ・・・・・・潰せる。
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