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俺の名前は「浜谷 直弥」という名前だ。
成績はまあまあ。といっても5段階中2や3ばかりだが…
『オイ!』バシっと俺の背中を叩く。
『なーにボーッとやってんだよ』こいつの名前は「中野 裕也」俺の友達だ。幼稚園の頃から知っていていわゆる幼なじみっていうのかな?
『別にボーッとしてた訳じゃねーよ』
と俺はきっぱり言い放った。
『そっかー?本当に?まさか真由ちゃんの事考えてたんじゃ…』
『ち…違うわ!!』
『あれー?顔が赤くなってますけど?』
『ぅ…!さ、さっさと帰るぞ!』
『あ!待てよー』
おっと言い忘れてたが真由ちゃんとはクラスが一緒で結構仲が良い方だ。だけどあの日から真由ちゃんは…現実世界からいなくなってしまった。
いや正確に言えばまだ死んではいない。
意識不明という状態なのだ。
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