春の嵐

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『お前やっぱ可愛いな』   え!?   高橋はコーヒーを持って再びソファに座る   『女子がヒロが帰ったって嘆いてたぜ…ほら…あの髪の毛ボブの子』   ボブ…あぁカラオケで隣に座ってた子   『結構 お前人気あるよ』   学校の人気者に言われてもな…   オレはコーヒーに少しの砂糖とミルクをたっぷり入れる   『ヒロは彼女いるんだっけ?』   『……いない』   って言うか女は恋愛対象じゃない   『へぇ意外だな…モテるだろ?』   女にモテても仕方ないんだよオレの場合   高橋は話といてTVをつけ始めた お目当ての番組を見つける   結局 高橋にとったら オレの事なんて たいした事のない存在なのだ
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