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そのとき、いきなり体を後ろから支えられた。
「空先輩、大丈夫ですか?」
僕が振り返ると、そこには翔と同じ部活の相原明菜ちゃんがいた。何度か会ったことがあった。
「・・・明菜ちゃん?コホッコホッ・・・ありがと・・・ケホッケホッ・・・。」
そこから、明菜ちゃんが保健室に連れていってくれた。
ガラガラガラ
「川崎先生~!」
僕が保健室に入ると、川崎先生が出てきた。
「おお!空か。相原、ありがとな。お前はもう戻れ。」
明菜ちゃんは会釈して、保健室を出て行った。
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