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「誓いのキスを。」
神父さんがそういうと、僕は目の前にいる美しい花嫁のヴェールをあげて、キスをした。
少し照れたようなその顔はかなり可愛かった。
「空～お前が結婚するなんてな･･･。うぇ～ん･･･。」
式が終わったあと、勇樹が飛びついてきた。大泣きだった。
「うわあ！ちょ、ちょっと！！勇樹！！」
僕が怒ると縮こまった。
「おめでと～！それにしても、玲依は綺麗だし、空はかっこよすぎ！！」
美鈴はテンション高く言って来た。でも、本当に玲依は綺麗だった。
「綺麗だよ。すごくドレスが似合ってて！」
美羽も玲依と抱き合いながら言った。
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