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空side
目が覚めたとき、いろいろな機械に体が繋がれていた。
酸素マスクをつけられて、心電図や点滴などがついていた。
「空君、良かった。夜中のことは覚えてる?」
先生に聞かれて、考えた。
そういえば、酷い発作を起こしてしまった。
「・・・はい。」
声が掠れていて、喋りにくい。
先生はいろいろ診察して、出て行った。
ここはICUだった。ICUに入るのはかなり悪いときや危険な時。
それから少しして、お兄ちゃんと玲依が来てくれた。
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