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「巧兄、やっぱり梨愛には言ったほうが良いんじゃない?あのこと・・・。」
玲依に後ろから話しかけられて、振り返った。
玲依が昼ごはんを作っていた。
「ああ・・・。梨愛が帰って来たら言うつもりだよ。」
俺はそう答えると、そのまま眠ってしまった。
玲依side
空は自分のことよりも、他人のことを心配する。
今日も自分が具合悪いのに、私の心配ばかり・・・。
酷い発作を起こしたばかりなのに、笑顔でずっと話して。
その姿が反対に悲しくなってくる・・・・・・。
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