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あくびをしながら俺は着替えていた。初めて迷彩服に袖を通した。襟には、一本線の襟章、二等兵と言うことだ。肩には、《特殊防衛部・愛知県師団・第3中隊:第零七小隊》と書いてあるワッペンがついている。
ヴー、ヴー
大音量のサイレン、
「敵襲!敵襲!」
今度は人の怒鳴り声、
「全隊員は、直ちに武装中庭に集合せよ!なお武装は各部屋のベットの下の引き出しの中だ!鍵の番号は、各生年月日!以上!」
俺はあわてて鍵を開けて武装を出す。ヘルメット、編み上げ靴、リュックサック、弾薬が入っているベルト防弾チョッキ、そして、特殊防衛部専用銃、壱式自動小銃が入っていた。着装して中庭に飛び出した。
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