終末の足音
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中隊長が拳を振り上げる。 「撃てぇ!!」 振り上げた拳を下ろすと同時にガス弾が一斉射された。 群衆の足元に転がったガス弾は勢い良く白煙を撒き散らし、たちどころに群衆を包み込んでいく。 今頃煙の中の人間は、煙に含まれる化学物質の猛烈な刺激に襲われ、哀れにのたうち回っているところだろう。 幸司をはじめ、他の機動隊員達も同情混じりにそう思っていた。 しかし──。
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