第一章~Start of War~

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――殺しアム。 内部には強そうな人達が沢山居た。 ジャンは早速対戦相手を探すべく、受付に訪ねる。 受付のオッサン「よぉ、ここは殺しアムだ。賭け金は1000円だがやってみるか?」 ハルト「…そう言えば通貨って円なのだな。・・・ん?」 そういえば俺達金一銭も持ってない…。 ジャン「ねーハルトー!お金貸してーや><」 ハルト「一銭もねーよ。」 傭兵に財布なんて言葉は無い!流浪人はニートって言ってたしな。 受付のオッサン「…金がねーんなら仕事の邪魔だ。冷やかしなら出て行きやがれ!」 そう言って二人はつまみ出されてしまう。 ジャン「…くそー!何をするにもお金が必要な時代って嫌よね!」 賭け事の常識はまず金だと思うのだが…。 まぁ金が無いまま殺しアムに向かった俺が馬鹿だったな。 ジャン「こうなったら働いて稼ぐわよハルト!ついて来て!」 俺は言われるがままに引っ張られていく。 ・・・その先にはコンビニがあった! ハルト「ファミマーーーーーッ!!?」 殺しアムから100メートルほど離れた地点にコンビニが建っていた。 ってか何故コンビニが建っている!? ハルト「・・・おいおい・・・マジで働く気か・・・?」 そう言った矢先、ジャンはそのまま急いでコンビニの中に入っていく。 ジャン「あぁんもぅ!バイト遅刻しちゃう!」 ハルト「何溶け込んでるのぉおおぉお!?いつの間にバイトしてたんだ!?」 彼女を追いかけるようにして俺もコンビニに入っていく。
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