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――殺しアム。
内部には強そうな人達が沢山居た。
ジャンは早速対戦相手を探すべく、受付に訪ねる。
受付のオッサン「よぉ、ここは殺しアムだ。賭け金は1000円だがやってみるか?」
ハルト「…そう言えば通貨って円なのだな。・・・ん?」
そういえば俺達金一銭も持ってない…。
ジャン「ねーハルトー!お金貸してーや><」
ハルト「一銭もねーよ。」
傭兵に財布なんて言葉は無い!流浪人はニートって言ってたしな。
受付のオッサン「…金がねーんなら仕事の邪魔だ。冷やかしなら出て行きやがれ!」
そう言って二人はつまみ出されてしまう。
ジャン「…くそー!何をするにもお金が必要な時代って嫌よね!」
賭け事の常識はまず金だと思うのだが…。
まぁ金が無いまま殺しアムに向かった俺が馬鹿だったな。
ジャン「こうなったら働いて稼ぐわよハルト!ついて来て!」
俺は言われるがままに引っ張られていく。
・・・その先にはコンビニがあった!
ハルト「ファミマーーーーーッ!!?」
殺しアムから100メートルほど離れた地点にコンビニが建っていた。
ってか何故コンビニが建っている!?
ハルト「・・・おいおい・・・マジで働く気か・・・?」
そう言った矢先、ジャンはそのまま急いでコンビニの中に入っていく。
ジャン「あぁんもぅ!バイト遅刻しちゃう!」
ハルト「何溶け込んでるのぉおおぉお!?いつの間にバイトしてたんだ!?」
彼女を追いかけるようにして俺もコンビニに入っていく。
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