いきなり、救世主
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誰かわからないその声に向かって私はたずねた。 ピタリとその声が止まる 鏡の中でウサギが動きだした。 「待って..!」 ---鏡の中に吸い込まれながら思った事は--- 「お腹空いた..」 百合子達が待ってるんだろうなって事だった。 そして私の意識はそこで完全に途切れてしまった。
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