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「あのさ…俺が死ぬわけないでしょ」
「…じゃあ…か…勘違い?ごめんなさい!」
それじゃと鞄を掴み、走り出そうとしたら、腕を捕まれた。
「まってよ!水谷。俺、キミと話ししてみたかったんだよね。いつも独りでいるじゃん。折角だからさ、話そ」
万里は何故郷田がそのようなことを言い出したのかが、不思議だった。
なんで私を気にかけるの―?
「わ…私と話してもいいことないよ」
すると郷田はアハハハハッと大声で笑った。
「別に、俺は水谷と話すことがいいことなんだよ!」
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